金融庁ってどんなところ?
金融庁の監督
金融庁が監督している内容の中で一番想像しやすいのは「金融庁検査」ではないかと思います。刑事ドラマなどで金融庁の職員が大手メガバンクに検査に行く、そんな場面をよく目にしたことがあるでしょう。実際の金融庁検査も同様に数名の職員が金融機関に立ち入り、次々と多くの書類を確認していきます。金融庁検査は年に1・2度のペースで行われ、金融検査マニュアルに従って実施されます。
検査の実施は事前に金融機関に連絡が行くそうです。抜き打ちにしないのか、と思うかもしれませんがもし不明確な取引や書類が見つかった場合、それを解決するために金融機関側も金融庁側も膨大な残業時間が必要になってしまうのであらかじめ金融機関に検査の実施を伝えて、金融機関側に準備をさせる意味合いがあるそうです。検査には立入検査権(検査のために金融機関内に入る権利)や資料提出請求権(必要な資料を提出しなければいけない権利)が付与されますが、金融機関側がこれを拒むと罰則を適用されることがあります。
検査結果によって正常・要注意・破たん懸念・破たんの4段階に分類されます。また、検査で法令違反や不正などが見つかった場合は、金融機関に指摘し監督部局に内容を伝えて行政処分を検討します。行政処分の一つに「業務改善命令」があります。命令を受けた金融機関は、金融庁に業務改善計画を提出し金融庁の監督下で計画通り業務を行わなくてはいけません。
金融庁は引き続き業務や財務状況について金融機関に聞き取りをしたり、立ち入り検査をするなどして様子を見ます。もし、業務改善命令に従わなかったり違反を行ったりした場合は一定期間、業務の一部または全部を停止する「業務停止命令」や金融機関として機能できなくなる「免許取り消し」などのより重い処分が下されます。業務改善命令は法令違反の他にシステム障害や財務内容の悪化などによっても施行されることがあります。ここまで徹底されているなら、安心して金融機関が利用できますね。
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